続・小物スパイラルの巻 -eSIM編-

 ノートPC「Lenovo ThinkdPad X13 Gen 2」購入をきっかけとした「小物スパイラルの巻」*1、続編。厳密には小物ではないが、今回はeSIMを契約した。

WWAN対応で外出時もこの1台でどこでも作業できるため、会社支給のSIMを使えば、業務をより便利に実施できる。

 購入時のBlog投稿にも記載したが*2、WWANは「LTEAdvanced対応」でLTEのSIMが入れられるため、会社支給の別端末(iPad Pro)用のSIMを指して使っていた。しかし、Windows側設定をしていたところ、「SIM1」、「SIM2」と2枚あるような表示が出ている。「SIM2」を見たところ、なんとeSIMに対応しているのだ。
www.quectel.com
 Lenovoのサイトから構成を確認すると「Quectel EM120R-GL 4G LTE CAT12」と言う製品が組み込まれているようで、Quectel社のWebサイトを調べたところ「eSIM (optional)」の文字がある。オプションまで含めて組み込まれていたようだった。
 利用頻度は高くないものの、私用でも外出先でノートPCでインターネットが使えたら便利。今まではWi-Fiを探して喫茶店などを利用していたが、切り替えてSIMが使えるのならぜひ利用したい。
www.iijmio.jp
 そんな中、契約したのはIIJmioのギガプラン「データeSIM 4ギガプラン」 。月額600円で、初回に、初期手数料550円とSIMプロファイル発行手数料220円がかかる(いずれも税込)。選んだ理由は速度や安定性の観点。この辺は各実測サイトなどを比較すると、大体大手になってくる。混み合う時間帯の安定度が大手のほうが圧倒的に安定している。

IIJmio ギガプラン データeSIM」の実測

 早速実測してみたところ、下り155.5Mbps、上り9.68Mbpsと素晴らしい速度。測定条件は「Lenovo ThinkdPad X13 Gen 2」に「Google Chrome」、埼玉県さいたま市のマンション屋内、時刻は本日2022年11月12日14:30分ごろ。
 1点だけ不満があるのは、SIMの切り替えにあたってモジュール再起動が発生し、それが1分くらいかかること。正式にアナウンスされていない裏機能(eSIM)なので文句は言えないが、切り替え頻度が多くある人には不便かも。俺は平日/土日や就業中/終業後くらいのイメージなので、ちょっと手間だな、くらいの感覚でそれほど問題視まではしていないけれど・・・。
 兎にも角にも、デュアルSIM化まで実現してしまい、さらに便利になったThinkPad X13。マジでメイン機がこれになるんじゃないかと思うくらい色々手を加えている。
 果たしてこれで終わるのか。小物スパイラルの行く末は。

*1:「小物スパイラルの巻」の経緯は以下参照。 m-i-5.hatenablog.com

*2:購入時のBlog投稿は以下参照。 m-i-5.hatenablog.com