送別会 2022.06

 今日は職場の送別会だった。担当課長K.K.を含んでその配下11名の内、主査T.K.、社員S.T.の2名が異動となる。
 T.K.は、隣の担当で遠方転勤する主査N.T.の後任となる。本人も周囲も予定していなかった突発人事だったので、送り出すことが決まってからもドタバタとしていた。逆に今後も同じグループ内であり、ちょっと不思議な感じ。隣の担当にいる故、今後も何かしらをともにする可能性は高い。
 S.T.は、ここが初期配属で、その育成期間満了に伴う転出。ビル内異動で、違う分野で引き続きSEをやることになる。一方、部が変われば交流もだいぶ減る。その点は寂しい。近年稀に見るほどよくできた若手だったので、安心して送り出せる点は良かったと思った。
 昨年から部が新しくなったり、担当課長が急遽交代になったり、担当部長が新しくついたり(しかし今回の人事でまた外れたり)と、組織内も目まぐるしく動いていて、そんな最中をともに乗り越えてきた2名。寂しさ半分、「またね」という気分が半分。そんな感じの送別会となったのだった。
 2次会は、ゆかりの深い担当課長H.H.のグループと合同開催。一時期は同じH.H.のグループ配下だった社員Y.O.も人事によるビル内異動があって、送り出されていた。彼も初期配属の育成期間満了に伴う転出。本部単位での異動なので、結構遠い感じがする。非常になついてくれていた後輩で、今回の異動でも個別に連絡をくれていて嬉しかった。
 組織なので、いずれこうやって人は入れ替わる。今回はこの3人だった。けど、その間の数年を共にしたことは貴重な機会だったし、互いの糧になったであろう。世話になったことも、そうじゃないことも、忘れないでおこうと思った。きっとどこかでそれを思い出すだろうから。
 そしてまたどこかしら出会えればいい。そう願った夜なのだった。