ポイント高還元スキームの感想

 先日クレジットカード関係のポイント高還元を記事にしていたが*1、その後半で話題にしていた「Kyash」と「6gram」の物理カードが届いて、ちょっと使ってみた。

「Kyash」と「6gram」の物理カード

 ポイント還元の流れは次の通り。楽天カード(1%還元)からKyash(0.2%還元)、TOYOTA Wallet(1.5%還元)、6gram(還元無し)で、合計2.7%還元。実際に手元に持っておくべきなのは6gramの物理カードだけで、Kyashは持っておく必要は無い。
 Kyashの物理カードがあると良いのはTOYOTA Walletが3Dセキュア認証必須のため、Kyash0.2%還元の恩恵を受けるためだけ。バーチャルカードは3Dセキュア認証非対応なのだ。
 6gramの使い勝手は普通に良い。普通のクレジットカードと遜色ないし、QUICPayにも対応している。また、アプリで残高は即時反映される。これはしばらく使い倒しそう。
 このポイント還元スキームに対する不満点は2点。
 1点目は、6gramの物理カードはPIN(カード暗証番号)が任意に設定できず決め打ちされてしまうこと。スマートフォンから確認するしかない。
 2点目は6gramとTOYOTA WalletがマネーフォワードMEに対応していないこと。Kyashは対応しているので、マネーフォワードME上では、KyashからTOYOTA Walletへチャージした時点で、履歴が途絶え、電子マネーを使っただけの履歴になる。
 諸々やってはみて、個人的には満足。ただ、大衆向けかと言うとそうでもないかもしれない。手続きが複雑で始めるのに時間がかかった感は否めない。それでもお得を感受したい人、デジモノが好きな人には丁度いい。そんな位置づけのサービス連携なのだった。

*1:該当記事は以下参照。 m-i-5.hatenablog.com