いわき会 -卒業式-

白身魚の刺盛り

 今日の夜はいわき会。M.O.、M.M.と3人。今回は銀座の寿司屋「寿司処日本」。なんと、「ギンザ」で「スシ」だ。
 JR東京駅から歩いて行ったが、行くまでの道中すら緊張気味。初めての体験にドキドキである。

寿司処日本 - 東銀座/寿司 [食べログ]
 まずは刺し身や一品をいただく。どれも仕事は丁寧だし、どれを食べても圧倒的に美味い。別に場所や雰囲気がそうさせているとかではなく、そもそもが美味い。特に写真左のホタテには感動。美味いホタテの貝柱を久々に食べた。

 また、寿司もとてもよかった。シンコの寿司については、今まで食べたシンコで最も美味かった。中トロも良い油で大変美味。1つ1つ食べることが大きなイベントになるほど、どれを食べても美味い。今度は誰か俺の大切な人を連れてここに来たい。もっと稼げるようになってからだけどね。

 ところで今日3人が集まったのには理由がある。それは、今日3人共(発令の)内示があったからだ。M.M.と俺は転勤、そしてM.O.は退職の内示だ。つまり、今回はM.O.の送別会なのだ。
 実はかなり前から聞かされてはいたが、M.O.はこの6月いっぱいで退職するとのこと。福島で知り合って、いわきを共にしてから早5年。数々の場面でお世話になり、辛い時には優しく声をかけてくれた。職場が離れても、近いときから遠いときまで、ずっと応援してくれた。そんな人が辞めるというのは、とても悲しいものだ。
 しかし、暗くなっていては意味がない。お世話になったときの恩を今度は後輩に引き継げるよう、成長していきたい。きっとこの思いは、M.M.も同じだろう。そして、遠くに離れるわけでもないのだ。その成長をこれからも見守ってもらいたい。
 真夏が始まろうとする6月の終わりに、野鳥3羽の中の兄貴分が海を渡っていった。しかし、それは一足先に兄貴分が行っただけで、弟分もいずれ海を渡れるようになる。そして3羽で世界を股にかけるだろう。野鳥3羽の物語はこれからもいい感じに続くんだ。