演劇練習(いつまで経っても業者の立場)

演劇練習(いつまで経っても業者の立場)

 職場で新規開拓営業(飛び込み含む)のロールプレイを1日やっていた日。
 先週の会議で新施策についてあれこれ議論が深まった結果、論より証拠、実践あるのみという結論からこうなった。担当全体で20回ペアを組み、ペア以外の3名が観察する中、お客さん役と営業役を行う。
 こんな面倒な宿題は勘弁と思い、自分が時間調整するペアリングは1番早い時間で調整し、さっさと終わらせてしまった。それなりに知見も得られたし、特にお客さん役も営業経験がある後輩C.M.だった回は、ありがちな、いいお客さんの切り返しなんかもしてくれて自分としても勉強になった。
 問題はお客さん役になったときだった。C.M.と同じようにいいお客さん役を演じたり、はたまた、嫌なお客さん役を演じたり。どうもしっくりこない。そもそも飛び込み営業なんてされたことがない。また、俺にとって新規の業者とやりとりするとして、その業者は既に他の人がやっていた仕事で企業同士の絡みがある。要は、俺はいつまで経っても受注者であり、発注者の気分なんて味わっていないということ。
 たまにはお客さんになってみたい(発注者役の仕事に就いてみたい)。そんな皮肉を言って、担当課長G.N.と笑われながら過ごした午後の演劇練習だった。