父と妹と家族旅行に行ってきた。旅行のテーマは、東日本大震災被災地沿岸部の見学と、平泉町にある金色堂の見学の2本立てである。
道の駅 上品の郷 レストラン栞 (ミチノエキジョウボンノサト レストランシオリ) - 鹿又/定食・食堂 [食べログ]
JR仙台駅からレンタカーで移動し、昼食は石巻市にある道の駅「上品の郷」にて。上品の郷磯ラーメンなる海産系ラーメンを食べた。
県北沿岸部に行くと、大抵ここが休憩ポイントになる。海藻類などは実家の栃木県の道の駅では余り置かないためか、物珍しそうに父などは売店を見ていた。
休憩後は北上川に沿うように、県道197号線、国道398号線を走り沿岸部を見ながら南三陸町を目指した。
【南三陸さんさん商店街】南三陸町の復興商店街!2017年3月3日リニューアルオープン
南三陸町では「南三陸さんさん商店街」にも立ち寄った。さすがにこの周囲まで来ると被災したエリアも多く、特に妹などは東日本大震災の被災地を初めて見るので驚愕していたようだった。
毎回来る度に道路や地形が変わっている町。今回も商店街までのルートが迂回路になっていたりして、いかに工事によってめまぐるしく区画整備や高台移転がなされているかがわかる。何より遠方は、赤土の盛土で見ることができない。
個人的な嗜好もあり、足を伸ばして岩手県陸前高田市まで見学をしてきた。遠目ながら、奇跡の一本松も見せることができた。ここまで来ると町ごと全部無くなっているので、父、妹ともに大変驚愕していた。昔ここに来ていたと言っても、地形や風景が違いすぎて説明するのがとても大変だった。
多少なりとも地域のことを知ってもらい、同時に自分の仕事がどんなものか理解してもらえれば嬉しいと感じた一幕だった。
南三陸ホテル観洋 - 公式
夜は南三陸町まで戻り、宿は「南三陸ホテル観洋」に泊まった。職場の人なんかにも聞いて決めた宿。温泉も、料理も、とても素晴らしい。
寝る前に、陸前高田市内で買った酔仙酒造の酒を少しだけ飲んだ。この酒は東日本大震災当時に、沿岸部で最後の酒を譲ってもらった思い出がある。今またこの酒が飲める事に感謝しつつ、就寝するのだった。