内部の赤っ恥

昼メシはラーメンセットでした。

 いわき滞在中。新入社員の後輩M.K.が営業担当を務める案件のテレビ会議が午後にあった。社内ではオフィシャルな、お客さん先への見積書提出に関わる会議。
 その準備を午前中見ていたのだが、営業担当サイドは大混乱していた。遠目に聞いていると、検算すると金額が合わないようだった。何度計算しても合わないのだが、数字が読める上司陣、先輩陣は全員外出のようで、M.K.や作業を手伝っていたS.O.は困惑。
 見かねて確認作業を手伝う。結局、SE担当の用意した資料が間違いだった。計上漏れの項目があり、2つの資料に書かれた金額が違っていたことが原因。ところが、それだけで話は終わらず。お客さんと調整した条件を元にした見積りなのだが、元々の条件に対して、数量間違い、物品漏れ、工程間違い等々、恐ろしい状態であることが判明。このまま行けば赤字になる。即時SE担当へ指摘をフィードバック。同時に、お客さんは予算額の上限があるため、急遽お客さんと条件を再調整。なんとか事なきを得た。通常であれば、クレームに発展する事態である。
 結局、営業担当サイドでほとんどの対応を行ったせいで午後は疲労困憊。S.O.なんて体調崩してしまった。別件のトラブル対応でSE担当の管理者(確認者)が不在だったとはいえ、担当者であるSEのM.O.が何も確認せず、しかも事前に上司、関係者へ相談しなかったのが直接の原因。今までレビューや手続きなんて面倒くさいとばかり思っていたけれど、こういったトラブルを万が一にも起こさないようにするためなのだと、納得したのだった。俺はこういう荒い仕事は絶対すまいと、多少面倒でもレビューや手続きをしっかりしようと心に誓ったのだった。
 社内の赤っ恥だし、個人攻撃になってしまっているので、こんなこと記事にしたくはないのだが、衝撃的だし、今後振り返った時の自らの反面教師として残しておくことにする。