保険の話(ロードサービスについて)

津軽半島

 今月2日から5日にかけて旅行した三陸・下北ツーリングだったが*1、3日目の車両トラブルによりバイクが故障している。
 車両の故障原因はまだ不明だが、個人的な推測としてはラジエター近辺のハーネス一部断裂によるイモビライザーエラーと判断している。ネットを調べてみると下記Blogなど同じ症状が散見されたためだ。そうはいいつつも自力で直せる状態でもないのでプロにお任せの予定。
フカタニ Diary
yzf-R1~タイラップで・・ | オートプロ シンユー
不具合詳細。 ( オートバイ ) - 駄目な大人の散財日記 - Yahoo!ブログ
 今回の本題はそれよりも任意保険に付帯していたロードサービスの話。オペレーターに問題のある対応とは思いつつも最大のサービスを受けられたので、記載しておくことにする。
AXAプレミアムロードサービス|自動車保険のアクサダイレクト
 今回使ったのはアクサダイレクトの「AXAプレミアムロードサービス」。故障発生直後にオペレーターへ連絡し、「レッカー移動」と「帰宅費用サービス」、「修理後引取り費用サービス」についての説明があった。ここまでは普通だった。
 問題は、レッカー移動を対応した地元業者が「二輪は指定修理工場が無いのでお客さん側で指定してください。」という対応をされ、一時地元業者の保管場所へ預かりとなったこと。故障発生場所はむつ市である。もちろん直せるような技術のあるバイク店はなく、近隣のヤマハ系列だと青森か八戸にあるYSPしかない。むつ市からだと100km以上離れている。
 ロードサービスの規定だと顧客側で修理工場を指定した場合、50kmまで(四輪は35kmまで)は無償で運ぶがその後は有償になるといい、簡単に聞いてみても数万円かかってしまう。さらに、顧客側で指定した修理工場へ運ぶと「修理後引取り費用サービス」は受けられなくなる。明らかにデメリットしかない状況。
 そもそも保険屋側に、二輪の指定修理工場が無いということが問題だと感じ再度オペレーターへ連絡。このオペレーターも「そんな判例は今まで無かった」くらいの反応でなんとも頼りなく、確認後の折り返し電話となった。その後、恐らくは上役だと思われる人から電話があり、最終的に保険屋側でYSP青森またはYSP八戸へ掛けあってどちらかを指定修理工場とし、修理対応してもらうことになった。やはり指定修理工場が無い状態で、その状態は内部でもおかしいらしい。
 あのまま素直に地元業者とオペレーターの言葉を鵜呑みにしていたら5万円から10万円近く違ったのだから、ちょっと恐ろしい事態だ。大手保険屋とは言えこの対応であるのだから、保険のサービスメニューと約款はよく読んで理解しておくべきだと思った。
 一方、今回のことを受けもう1度青森へ、しかも片道分は保険屋の費用で行けることが決定。東北ほぼ制覇した今回のツーリングだったが、行ききれていなかった津軽半島を目指すことができそうだ。また、今回の対応により、二輪の系列店など全国主要都市にしかないので、僻地まで行って故障しても主要都市までは戻れることが今後確約されたようなものだった。
 まずは修理の算段がうまくいくことを願いつつ、虎視眈々と津軽半島制覇を狙うのであった。

*1:ツーリングの様子は1日目はid:M-I-5:20150502、2日目はid:M-I-5:20150503、3日目はid:M-I-5:20150504、4日目はid:M-I-5:20150505参照。