アンテナと怪電波

猪苗代町

 今日は郡山へ出張。県外出張もなんだか久々だ。会津の事務所関係の仕事で福島県摩耶郡にある猪苗代町へ行くのだ。

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 郡山駅にいた謎の人形。近くの解説の看板を見ると田村市(旧船引町地区)付近にある魔除けの風習らしい。4月からの「ふくしまディスティネーションキャンペーン」に合わせて設置されたのだろう。多分旅行を安全にねって意味で。

 郡山市のJR郡山駅内に1日、田村市船引町で魔よけの神様としてまつられている「お人形様」2体が登場し、駅利用者の目を引いている。
 お人形様は、同市船引町の3地区で伝承されている風習。わらや杉の葉で作られたお人形様が、鬼の形相で両手を広げ、外から悪疫が入ってこないようにらみを利かせている。
 4月に始まる大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、全国から訪れる観光客や駅利用者の幸福、健康、旅の安全を祈願しようと設置された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150303-00010011-minyu-l07」より引用

 ネットで調べたらその通りだった。正直、福島県民よりも観光商工や産業にはアンテナ高いと勝手に自負している。

 そんな自称高アンテナな俺。時間もきっかり調整して、乗り込むは「あいづライナー」。仕事での異動なのだが、ちょっとした旅行気分。お菓子なんて食べつつのんきな移動ができる。デッキがあるため、仕事の電話が入ってくると出ることが出来てしまうのが難点ではあるものの。
 車内は卒業旅行や春休み旅行なのだろう。学生で賑わっていた。彼らからしたら、こんな旅行電車に乗り込むサラリーマンのほうが違和感あるだろう。俺もそう思うよ。正直、学生時代に立ち返ればこんな俺でありたくなかったと思っていたかも。

道の駅猪苗代ホームページ
報道発表資料:重点「道の駅」の選定について - 国土交通省
 アンテナから怪電波が出るとこんなところも見学してしまう。ただの雪原に見えるだろう。ここは猪苗代I.C.を降りてすぐの更地。ここに平成28年度開業予定で、道の駅ができるのだ。国土交通省が「地方創世の核」として力を入れる道の駅。その中で、「重点『道の駅』」として選定された全国35箇所(東北地方整備局管区で5箇所)のうちの1箇所だ。
 まだ何も無いことだけが確認できた。もはや強がって、そう言っておくしかない。

 俺以外にも怪電波を出しているアンテナな人たちがいる。「猪苗代町納税貯蓄組合連合会」なる団体だ。ここは猪苗代町役場のロビーにある習字の展示ブース。いくら主催者とはいえ、小学5・6年生に書かせる字が「税金」と「納税」とは中々の強者だ。
 高いか低いかで言えばアンテナは低いが、強い怪電波が出ていると言える。決してアンテナが高いからいいとは限らない。ライバルの電波出力に感心しつつも、役場を後にしたのであった。
 出張という本論がまったく語られないままだけれど、それも俺のアンテナと怪電波のせいだということで。今日はこの辺にて失礼つかまつる。