某案件の受注

 提案プロジェクトマネージャとして、担当としては約1年がかりで、そして引き継いでから自らが約5ヶ月がかりでやってきた案件が受注となった。
 会社としては初めてのジャンルとなる案件、かつ復興関連案件として、今年度当初の本部事業計画にも1番初めに名指しされるなど、非常に注目が集まった案件だった。受注の結果を聞いて、東北の法人営業トップがわざわざ俺のところに顔出しに来たくらいだ。
 正直に言えば、前任者のミスが散見されトラブル収束から入ったこの案件。会社員になって培ったSE技術と、ダメ押しの大学時代の専門知識。その2つで乗り切った。製品の目利きからお客さんへの提案・訴求まですべて一元的に対応した。誇張なく、俺の案件だった。システムの稼働開始までは予断を許さないにせよ、現時点の個人としては競合他社に競り勝ち受注した事実が、ものすごく嬉しい。一緒に取り組んだSEのT.M.、H.H.、H.N.、そして営業のH.S.。素晴らしいメンバーにも恵まれ、仕事していて気持ちのいい案件とはこれだと確信した。
 そうは言っても今後に控える構築。これは構築プロジェクトマネージャのH.H.と、構築リーダのH.N.が責任を持って行ってくれる。そして、俺の役目は来年度に向けてこの案件の拡張を行うことだ。なんてワクワクするんだ。案件にも、お客さんにも、メンバにも恵まれ、最高なんだ。俺が東北に来て、仕事上で1番嬉しかったことを指すとすれば、まさに今だし、この案件のことなんだ。
 今日は、東北における、最高の1日だ。