自分自身への問いかけ

図書館戦争

 学生時代、さんざ話題になった「図書館戦争」。
 学部が図書館と深いつながりがあるということで、この作品シリーズのハードカバーが研究室に置かれていた。それこそ、普通に作品名は知っていて当たり前という感じだったし、読んでいる人も多かった。まあ、俺は読んでいなかったけど。

 S.T.とレンタルDVDでも見ようという話になってTSUTAYAに寄ったら、なんと「図書館戦争」の映画版がレンタル開始されていた。原作も読んでいないこともあったし、見ることにした。
 作品の中身そのものよりも、「だから学生時代読んだ連中があんな話題していたのか。」と学生時代のことを振り返っていた。出てくるキーワードがたびたび専門的なのもいい。中身そのものもそこそこ面白いので、ひまつぶししつつ、学生時代を思い出すいい作品だった。
 学生時代、図書館戦争の書籍を見つめた時俺はどんなことを考えていただろう。自分自身への問いかけを、俺はしばらくすることになるだろう。