人間ドック 1日目

初体験でした、これ。バリウムも。

 今日明日と、休暇を取って人間ドックを受診することにした。俺の会社では、カフェテリアメニューの1つとしてあるため、選択すれば無料で受診することができる(メニュー選択のポイントは使うが)。初のドック入り。昨年の25歳検診*1では散々たる結果だったため、少しは改善されたところをここで出して行きたい。
 初っ端からおもいっきり寝坊し、30分遅れでの受付。特段慌てた風でもない看護師さんたちに、申し訳ない気持ちになった。
 身長体重体脂肪、採尿、採便、採血、血圧、喉のエコー、腹部エコー、心電図、肺機能、聴力、視力、眼底、胸部X線、食道・胃・十二指腸X線・・・と書いてて覚えきれなくなるくらいアレコレやっていた。明日ももう1つ残るらしい。健康なことを確認するというのは、思ったより大変なことのようだ。
 病院そのものは会社で経営しているところのため、人間ドックは同僚だらけ。2人ほど知り合いと合った。その内の1人、福島支店のHさんと会うことができたので、2人で暇な時間は雑談しながらやり過ごしていた。その中でも印象的だったのは、「どうせ明日も採血あるし、禁酒なんだろうな」と思っていたら、Hさんから「明日のは関係無いから今日飲めるよ」と、結局2人で飲むことになったところ。酒好きだから仕方ない。
 この人間ドックは2日間(正確には1.5日間)に渡って行われるため、夜は帰るか近辺に宿泊することになる。俺なんか市内から来ている人間は帰ってもいいのだが、折角なので泊まることにした。だって夕飯付きなんだぜ。ホテルの夕飯なんて滅多に食べないから、期待しちゃうよ。どこなんだろうと意気込んでいたら、なんと自分の部署がある支店ビルのすぐ近く・・・。ここは以前、転勤してきてすぐの時、引越しするまで泊まっていた宿*2。場所は新鮮味無いものの、あのホテルの夕飯って点は少し気になった。

 ホテルにてHさんと乾杯ビール。もう飲んじゃったけど。

 そして、待ちわびたホテル夕飯・・・って思ったら、なんか健康的。どうやら病院の差し金のようだ・・・。「ええい、ビールで対抗だ。」なんて、メシの苦笑いと酒の大笑いを交えながら、Hさんと2人で楽しく夕飯を凄させてもらった。こういう滅多にない機会で偶然に知り合いとメシを食うのは、本当にいいものだ。
 人間ドック、Hさんとの雑談、慣れたあのホテル、ホテルでの健康食。イベントとしては地味なことばかりかもしれない。けれども、今日は始めてのことばかりで、本当に楽しかった。驚きと喜びをたくさん感じた1日だった。決してイベントの派手さやストーリー性なんかが重要じゃないんだ。地味で、現実的でも、人の心に響くことって結構ある。
 日々、これだけの経験があればなんていいだろう。明日も、そうあるように。俺は今日の偶然を、次からは掴み取れるようになりたいと思った。

*1:特に結果は書いていないが、当時のことはid:M-I-5:20120801参照。

*2:2013年2月28日から同年3月10日まで。3月1日に写真を撮っているので、id:M-I-5:20130301参照。