川崎潜伏 最終日 -寄り道-

ほし


 晴れた日の川崎。川崎潜伏最終日の6日目(0日目から通算すると7日目)。6泊7日の潜伏を締めくくるには、良好な天気。
 潜伏先を川崎にして、本当によかった。ありがとよ、川崎。また帰ってくるよ。じゃあな。

 赤いスーツケースに赤いリュックサック。それとちょっとしたお土産の紙袋。銀座「空也」の系列店「空いろ」から、「たいよう」と「つき」の詰め合わせと、「ほし」のセット(餡の瓶詰め2つにクッキースプーン)。
ぎんざ空也 空いろ|おしながき|たいよう
 荷物も1つ増え、帰りはちょっと寄り道することにしたんだ。在来線で北へ向かい、大宮で乗り換え。そう、実家へ行くんだ。

 なんだかんだと月1回くらいのペースで帰省している。1人暮しを始めた大学生時代以来、これはほとんど変わっていない。毎月、チャンスがあれば帰省しようと考えるのだ。俺の中の原風景はこの家にあるのだろう。そして、季節の変わり目をこの家で感じたいのかもしれない。俺はたまに、自分自身のことについて、そんなことを考えている。
 白石で買ったうーめん*1と、「空いろ」の「たいよう」と「つき」が、実家へのお土産。なぜだか「うーめん」買っていくよと言ったら、従兄の家でBBQをすることになった。

 今年2度目のBBQ。夏時期では初だろうか。肉や野菜はもちろんだが、ホッケやエビなどの海鮮類、鮭や鱈のホイル焼き、ニンニク揚げなんかもあって、バリエーションに富んでいた。そして味も良かった。
 俺はビール片手に椅子に座り、脱力していた。家の軒先でやるってのがいい。この落ち着いた雰囲気は、家族や親戚だからこそ出せるものだ。俺はそのまま眠たくなりながら、従兄の娘たちと遊んでいた。
 とてもいい風景。夕焼けの中、BBQ。寄り道してよかった。今日、夏を感じた。

*1:id:M-I-5:20130608参照。