サーバ切り替え工事1

Windows Server 2008 R2

 今日はあるお客さんの出先拠点でサーバの切り替え工事を行う日。ファイルサーバ2台とActive Directoryサーバ2台である。出先拠点なのに、そんなサーバがあることに驚きである。
 結論から言うと工事は失敗だった。ファイルサーバのファイル移し替え時間が、予想の4倍以上かかることが判明。5〜6時間の想定に対し、20時間以上かかることがわかった。そのため、サーバ停止をして1日以内に入れ替える方法ではなく、サーバを稼働させつつ動的コピーを行い、コピー後に更新されたファイルについては、最後に短時間だけ停止させて最新化させるという手法へチェンジすることにした。そのため、翌週またトライすることになった。構築業者の検証結果を信じた俺がアホだった・・・。なお、Active Directoryサーバは淡々と入れ替え完了。
 当日は同時並行で17:00からセンター拠点でのブレードサーバ故障物品交換作業もあった。そのため、2時間だけこちらに立ち会い。こちらは淡々と終了。部品を2つ交換してシステムを正常化させるはずが、1つ交換したら治ってしまった。面倒なのでもう1つも交換してしまったが。楽すぎて雑談ばかりしていた。
 また、同じく17:00からセンター拠点でコアL3スイッチの冗長化試験もあった。実は、本日0:00からS.K.立ち会いのもと、コアL3スイッチの更改作業が行われていた。今日、サーバ切り替え工事には、コアL3スイッチの更改作業も担当した人員が来ていたため「あれやったの」、「これ順調でしたか」と聞いていたら、冗長化試験をしていないことが判明。手順書までわざわざ書かせたのに、手順書見るのが抜けて、やっていなかったとか言われてしまった。そのため、センター拠点に故障物品交換作業で立ち入れることを利用し、急遽、冗長化試験だけ追加で行うことにした。もちろんその作業員と、加えてS.K.を呼び出して、だが。結局、合格だったので問題は無かったが、もはや作業を任せるにあたり、誰も信じられない状況になってきた。
 そんなことで最大3つの作業を同時に見ていたことになる。普通1つでも大変なのに、3つとかありえなさすぎる。さすがに故障物品交換作業と更改作業が終わったあたりでどっと疲れた。ひとまず、失敗した切り替え工事のことは翌週考えよう。明日はゆっくり休みたい。