そば録 -死ぬまで楽しめ-

川崎DICE

 そば録31回目*1

 川崎。16:17。「名代 箱根そば 川崎店」。
名代 箱根そば 川崎店 - 京急川崎/そば [食べログ]
 JR川崎駅の東口を出て、川崎DICE方面(北東方面)へ。DICEが1区画使っているが、その内、市役所通り沿いに店はある。並びにはバーガーキングや、ドトールセブンイレブンが並んでいる。
 かき揚げ天そば370円。変な立地の店だ。複合施設に絡み合わず、かといって、独特な店舗でもない。そこに中途半端な時間に入った俺も、随分イケてない。愛想のない主人と、無口な俺。どっちもどっちで、うまくバランスが取れている。理由は簡単だ。危ない街で、危ない客の入る店だし、そもそも、危ないことしか望んでいない連中しかいない。面白いことだ。
 衣がふやけないようランプで照らされて保たれたかき揚げ。うまい感じに安っぽい麺と汁。俺はこういうファストなそばが大好きなんだ。明日死んでもいい。そういう潔さが、このそばにはある。それはもちろん俺の勝手な思い込みだけれども、俺自身はそうありたいと考えている。
 わかめが全体をクソ邪魔していて不要すぎる。全体を愛しながらも、些細な不満にブチ切れる。クロスオーバーに殺意を保ちつつ、楽しい食事を過ごしている。褒めた味に、些細なノイズが入るだけで、様々な葛藤が出てしまう。この街で育んでいるものだし、この街で発散したいとも思っている。明日死んでもいい。今はもっと死んでもいい。イイんだ。イイ。
 川崎よ、俺を殺してくれ。その憎しみで、楽しみで、お前によって、俺を殺したい。なあ、泥沼でいいか。死ぬまで、楽しんでいいかい。

*1:30回目はid:M-I-5:20121005#p1参照。