19/31

居酒屋出口にて


 大学のクラスで飲み会があるってんで、大学へ。明石からはるばるやってきたM.K.と合流。俺は先々週に来た気がするけど、やっぱりいいよ、この街、この部屋。部屋で待ち合わせたR.I.、G.I.、偶然いたのはA.O.、R.I.。誰でも素晴らしい。いることに賛美。集中講義ってことは今が夏休みなんだな。Fuckin。懐かしくなるには早すぎる関係。スローフードが流行するように、俺たちはこの場所でスロースタディしていたのだ。もう2年いられたら、もっと学が付いたかな。今になってみれば、物理的に無理だったと彼から知らされたのは皮肉でしかないのだけれども。
 お土産にはバームクーヘン。さて、上の写真のどれがバームクーヘンなのか、わかるかな。とりあえずいいものを買ったつもりだが、また今度来るときはもっといいものを持っていこうと思う。池袋の街で置き去りにされているのはもう懲り懲りだから。

 昼飯に行ったのは、あの先輩も働いていたという香辛飯屋本店。グリーンカレーが新メニューだったのだけれど、これは都内で出したら売れすぎるだろっていうくらいのマジウマメニュー。本気で都内出店しろよと思った。俺はシャツを汚すだろう。
 昼飯食った後はキャンパスにあるベンチでダベっていて、通りすがったK.M.に会ったり、D.H.、S.T.を呼び出したり。相変わらずさが相変わらず。これが俺の認識。ホームレスよりは、ボートピープル。楽しい時間。

 居酒屋で過ごす夜。ハッハ、THE BEER。それでいいかな。俺がビールのために生きているって、みんなもう知っているだろう。駅前にある、いつもの店は、やっぱり相変わらずで、俺達を懐かしむことなんてない姿勢がやさしさでもあった。みんな、何も変わらないのだ。例えばK.Y.はいつも美しいように。人としての美観と妥協と堕落を知っている。そして全体から感じる、搾取する現状と与えあう感傷。
 19/31の変わらない人々。すべてのことを見下して、放置して、ちょっとだけ古い昔話を懐かしもう。

 騒ぎに騒いだ店での様子。ゲームセンターで取ってきたフィギュアをあげたりした。理不尽が気持ちよくて、もっとやってほしい。ドMにはたまらんて。ドMのための精神科にいる入院者も多くいて、俺も入院したくなるぜ。入院患者でいっぱいだ。

 2次会。雨雲のベンチから移動して、自動販売機に向かい合っている。海沿いの街にあるような磯臭さはないけど、科学が匂う街で胡散臭い話をしよう。どこまでも悲しい、正しい。日本酒The Manはとても元気で、ちょっと残念、ちょっと成長。
 俺が眠いのは俺のせい。疲れている。死んだ人が言っていた、「僕は疲れてるのさ」と。俺とみんなの未来を想う。疑ってみたり、不安だったりするみんなと、ただただ追われる俺達。俺達が臆病者なのは簡素な事実だから。
 石を投げてみようか。投げたらあとは転がる石になるだけなのだ。