シンプル弁当

バラン

  • 01/24(所要時間:20分)
    • ごはん
    • 梅干し
    • ソーセージ
    • 卵焼き
    • ほうれん草のおひたし
    • プチトマト

 今回のコンセプトは「綺麗」。今までの弁当は騒然としていたものがおおかったので、見た目が整頓されたものを作りたかった。言い換えるなら、漫画とかで描きやすそうな、シンプルかつ代表的な弁当。
 実際、作ったものも超シンプル。弁当と言われて大半は入っているであろうメニューを考えた。その上でバラつかないものばかりを盛り込んでみた。野菜炒めやゆで卵、煮物、ポテトサラダなども除外する徹底ぶり。ソーセージとプチトマトで赤被りしてしまったものの、おおむねよくできていると思う。特にごはんに梅干しを乗っけただけってのは見栄えするということがわかった。漬け物を添えるか悩んだが、見た目の点からすると無くて正解だった。今回の綺麗というコンセプトに叶っている。それと、おかずの区分けにはアルミカップではなくバランを採用。ステンレスの弁当箱にアルミでは、金属の反射が2種類出てしまってよくないと考えたためだ。ちなみにバランは初採用。
 このようにシンプル弁当は整理整頓され、食べる動きも美しく栄えそうだ。だが、懸念もある。「綺麗だなー」と見ていたものの、写真で見ると食欲をわかせる弁当かどうかというところだ。ほうれん草に鰹節と醤油、ソーセージにケチャップ、場合によっては卵焼きにも醤油もかければ食欲が少しはわくだろうが、結局は多数の後付が必要になる。付けるなら後付はせめて1つにしたい。あいう後付の有無を検討して弁当を作るまでには考えがいたっておらず、まだまだ勉強が必要だなと思った。
 それと下の写真は卵焼きの焼き目。上の写真での切断面ともいい、塩と砂糖で味付ける卵焼きは既にマスターしたとうぬぼれている。クレープっぽい焼き目がオリジナリティ。切る幅がバラバラかつ弁当箱の高さにあってなかったのは、眠気でそのことを失念していたためなので勘弁して欲しい。切ってから気付いたよ・・・。反省のために写真をあげているのだ。

 見た目と味、そしてそれを食べる人間。弁当はまだまだ奥が深いことを学んだ結果だった。