ロックンロールショウはまだ終わらない

 ラフォーレ原宿にて行われている「http://www.lapnet.jp/eventinfo/special/lm/kiyoshiro/index.html」に行ってきた。
 清志郎の書きためた絵画をはじめ、かの有名なオレンジ号、ステージ衣装、絵本原画などさまざまなものが展示されている。ステージ衣装展示で見かけた靴は面白かった。ブーツにさまざまな装飾がされていて、衣装よりも派手なんじゃないのといったところ。一貫してビートルブーツというのがいいね。また、THE TIMERS時代のドカヘルも展示されていて、ちゃんと「ゼリー作業用」と書かれていた。絵画ではギターを持つ少女の絵が印象深い。これは同じ構図で何点も書かれていて、少しずつ印象が違う。特に正面を向いたものでは笑顔とも無表情とも着かない切ない顔が描かれていて興味を持った。他にもMick Jaggerと肩を組んだ写真が飾られていたり。甲本ヒロトが青山ロックンロールショウで「ピートのピックをコネ使って手に入れてた」と言っていたけれど、やっぱりその存在感あってこそだからだと思った。
 ところで周りの客の多くは中年の女性だった。20代男性なんて希少種、従業員を除いたら俺しかいない。彼女たちは大抵は静かに見て、静かに顔を伏せ、静かに帰っていく。彼女たちは何を思ってここに来たのだろうか、何を考えながら展示物を見ただろうか、そして何を振り返っていたのだろうか。スターとしての忌野清志郎は、本来は彼女たちのものだ。若い時代を清志郎と共に生きてきたのは彼女たちだ。俺のような人間は隅っこなのだ。そんな彼女たちの思考を覗いてみたかった。
 個展も見終わり、原宿を出た後は新宿へ。T.NとJ.Kに会ってきた。するとY.OやY.Mなどもいてちょっとした盛り上がりを見せる。軽くビリヤードしてから、ぐだりと飲んだ。別に何があるわけではないのにこうやって集まって遊んだり酒を飲んでいられるのは、いい仲だと思った。そして軽い感じで「また今度」と言える。では、また今度。