技術のおやつ

カモメ

 古参のソフトウェアハウス(非上場・大企業)の先輩社員による会社説明ってやつが面白かった。すごいたどたどしい、ああ「お前人の目見て話せないだろ」ってタイプの技術屋が頑張って説明してるの。彼が段々可愛く見えてくるぜ。彼はなぜこんな役目をやらされたんだろう。そして古参企業だけあって、集まる連中が陰気臭い。母体そのものが古い企業だし仕方ないのだろうか。SIerはまだマシだが、開発屋は駄目だなと思う。

かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1)

かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1)

 電車に乗っている間暇だから本を読んでいる。始発駅だし行きは必ず座れるってのがいいね。往復+都内移動の電車代は簡単な居酒屋にいけるくらいかかってしまうけれど。んで、中古本屋で売ってたこの本。どこかで聞いたことあるタイトルではあるが、非常に感動した。食うために生きるのではなく、目的のために生きるってのに共感するものがある。カモメがカモメであること、その意義についてわかりやすく説いている。これは翻訳もわかりやすいと思った。そして本当に短い3部構成でありながら最後うまくサイクルするのがいい。輪廻転生のような印象さえ受ける。100円にしては良すぎる買い物をしたようだ。