輝美

僕が一番好きな女は 今では少し遠くに行ってしまいました
僕が押し倒して 僕が捨てて 僕が最後まで後悔している女
今では許してくれなくてもいいから素直に迎え入れて欲しいのです


前を向いてと 偉そうに言った僕は
今では昔のあなたのように下を向いて そしてときどき振り返っています
振り返った先の笑顔は 段々薄れてしまいます
涙だけではありません 誤魔化しはもう残っていないというのに


お布団には 僕のぬくもりはもうありません
ちょっともないんです いらないのでしょう 僕の名前を覚えていますか
お布団には あなたのぬくもりはもうありません
終わりまで終わるまで それほどないですが あなたの長い髪が恋しいです


ねえ僕が死んでしまう 僕が死んでしまう
助けて 僕の心だけでもいいから 助けてよ
ねえ僕が死んでしまう ああ 死んでしまうよ