誕生日

猫は好き。

冷えたビールとグレープフルーツの匂い
隣のカップルは楽しそうに見えない
サラリーマンは合コンばかりしている
向かいで飲んでる兄ちゃんがこっちを睨む
少しは静かに酒を飲ませてくれ


泣いているだけなら問題はない
しかし女の一人泣きほどつまらないものはない
別にこんな胸ならいつでも貸しましょう
泣くだけ泣いたら 笑えるだろう
無理ならば一発殴ってくれ


終電の雰囲気に飲み込まれる
ルールは守るくせにマナーはしらんぷり
どうでもいい話と見慣れた部屋
慣れと水の音は恐怖を少しくれた
時間は盲目 目覚めたら午前9時 寒い


ああ
彼女は布団を干しただろうか
もう涙は枯れたのだろうか
季節はずれの梅雨なら電話をください
慰めることはできないかもしれないけれど
抱きしめるくらいならまたしてあげられるから