バリバリ伝説

Les Paul

 「バリバリ伝説」という漫画を読み返した。結構古い漫画。車・バイク漫画の代表格の一つで、作者は「頭文字D」でも有名な、しげの秀一氏。
 高校生でローリング族(峠族)の巨摩郡、通称グンという少年が主人公。CB750Fに乗り、「他称ライバル関係」の秀吉のGSX750S KATANAと峠で張り合う。その後、鈴鹿4時間耐久に出場し、優勝する。しかし、秀吉が死んでしまい、グンはサーキットの世界に飛び立つ。
 頭文字Dのように後半(と私は認識しているが・・・)まで行っても峠、峠、峠というわけではなく、全体を見ればかなりサーキットの話、というか日本選手権、WGPの話が多い。WGPとは今のMotoGPのことだ。正直言えば、おとぎ話、ファンタジーに近い作品。ストレートで遅いマシンだが、その分コーナーでタイムを縮めるという走り方なんて、本当にできたらすばらしいだろうけれど。バイク乗りには「バリ伝ミラー」というミラーの種類の俗称が残るほど有名(と思いたい)。
 正直、秀吉が死ぬまでのローリング族やっていた間が一番好きだ。やはり市販車が作中に出ている分、現実味も少しはある。漫画の完成度としては頭文字Dのほうが好きだが、やっぱり趣味としてはこちらを読んでしまう。
 夜更かしして読み漁った数日であった。