21世紀の学びを変えるICTを活用した小中一貫教育研究大会 1日目

つくばエクスプレスつくば駅にて

21世紀の学びを変えるICTを活用した小中一貫教育研究大会
 今日、明日と2日間、つくば市が主催する「21世紀の学びを変えるICTを活用した小中一貫教育研究大会」へ参加。教育現場におけるICT活用について学ぶ大会。自らの勉強と、ある2つのお客さんも参加するとのことで、その同行を兼ねた出張である。
 俺は大学が筑波大だったので、非常に懐かしい場所を尋ねる気分だった。今回俺が抜擢されたのも、案内役としての面もあった。
 うちのメンバは6名で、現地集合。俺は朝、仙台からつくばエクスプレスつくば駅を目指した。そこでいわきの事務所メンバS.O.とM.K.、郡山のH.I.と合流。

ラーメン いっとく - つくば/ラーメン [食べログ]
 さらに、6名集合は昼メシのラーメン屋「ラーメン いっとく」にて。昼メシ場所集合っていうのがなんとも今回のメンバらしい。
 この店は俺が学生時代によく通った店。スープが独特の中華・アジアンなスパイス効いてて、とても好きだった。学生時代には中々手が出なかったチャーシューメン(ミックス・チャーシュウメン1,150円)も躊躇なく注文。変わらない味に改めて感動し、変わってしまった金銭感覚にちょっと恥ずかしさを覚えたのだった。

 研究大会は春日学園と呼ばれる、市立の小中一貫校にて、授業公開からスタート。中学生の合唱を聞き、周囲を見渡すと、どうも普段の自分からは想像付かない場面に来たのだなと思い知る。
 オリエンテーションでは、春日学園の校長から説明があった。ICT関連機器をバシバシ使うというよりも、それを使っていかに論理的思考力を身に付けるかが鍵であるという説明だった。また、小中一貫校ならではの教育内容、例えば年次ごとに段々議題がステップアップするディスカッションの設定や、中学生が小学生を教えるなど、独自の内容を盛り込むことによる優位性がアピールされていた。「それってICT関係ないんじゃ・・・。」と思ったのは俺だけではないはず。
 授業公開では、佐賀県の学校と繋いだ遠隔相互交流や、タブレット端末を使った楽曲制作、電子教材とタブレット端末を使った授業などを見ることができた。確かに面白いなとは思ったが、俺からすると先進的というより、独創的にしか見えず。教育委員会や教員の人たちの目線にはどういう風に映ったのだろう。紙と違って作り直しが用意であり、タブレット端末で撮った写真なんかも使えることで、発表資料は凝ったものが作れるみたいで、プレゼンテーション能力を養うには素晴らしいと感じた。
 この後、つくば市ICT教育全国首長サミットが控えていたが、それは抜け出し、自社の茨城支店(つくば支店)を表敬訪問。同期のK.H.を訪ねた。久しぶりにあうこともあり、嬉しさがこみ上げ、会話が止まらない。近況なんかを話し合っていた。
 すると、以前同じ職場(担当は別)で働いていたY.S.がコーヒーを持って登場。担当課長としてつくばに赴任していたことをすっかり忘れていた。これはK.H.の仕込みだったらしい。課長にコーヒーを持ってきてもらい、大変恐縮な中、懐かしい方にもう1人あえて、余計嬉しかった。
 話が弾んで長居させてもらったのだった。ちなみにちょっとだけ真面目な仕事の話なんかもしたり。後々に効いてきそうな情報収集もバッチリである。

 ホテルへのチェックイン際、懐かしの母校もちょっとだけ見学。ほとんど何も変わっちゃいないが、図書館の機械類が変わっていたり、灰皿が全面撤去になっていたりして、少しだけ変化があったことを感じていた。いつか、ここに仕事で来るときもあるのだろうか。今日は、先生方には会うこと無く見学のみで立ち去るのだった。
花Q (HANAKYU) - つくば/居酒屋 [食べログ]
 夜はといえば、6名とお客さん3名とで「花Q」にて懇親会。静かで、こじんまりとしていて、中々正解だった。深い話も出来て、ためになるアイデアも飛び出し、今日は良い懇親会だった。ちなみに、この店は大学の先輩H.O.に教えて貰った。さすがに、学部時代に出入りしたような店に連れて行くわけにもいかず、大学院博士後期課程まで行った先輩ならと思って頼ったのだった。
 1日の中に思い出訪問から、学ぶ機会から、懐かしい出会いから、振り返りから、未来への提言まで。盛りだくさんすぎた1日。今日を糧にし、明日へ向くのだ。